土地活用事例 将来2世帯で住まわれる方の土地活用ポイント
- 2022年02月25日
土地活用をお考えの方の中には、賃貸マンションの屋上や1階部分に自分たちが住む、オーナールームを設けたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そう考えられている方のなかでも、将来のことを見据えて、親と一緒に住む2世帯住居を考えている人は、昨今では少なくありません。
弊社へお問い合わせをいただいたA子さんもその中の一人です。
土地活用の相談・内容
A子さんは、親が定年を迎えたことをきっかけに、実家の土地について考えるようになりました。
土地は新大阪駅の近くに位置し、立地としては良い地域です。
売るのはもったいないけれど、相続のことも考えると、何かしないといけないなと感じ、旦那様と相談した結果、いくつかの建設会社へ相談にいくことになりました。
立地もいいということもあって、ほとんどの会社がオーナールーム付きの賃貸マンションを提案されたそうです。
A子さんの要望である、2世帯での住居と相続税対策ができるという点が叶っていましたが、収入面をみると、月の手取りが200~300万円程だったため、他に良い活用方法がないか探されていました。
そこで弊社にも相談をされました。
提案内容
弊社では、お客様の要望である2世帯で住むことと相続税を減らしたいという点を税金面から考えました。
税理士の先生とタッグを組んで、何度か打ち合わせを重ねているとあることに気が付きました。
それは小規模宅地の特例を活用できるということです。
なにかというと、住んでいた土地の限度面積330㎡までは減額割合が80%引かれるというものです。
まとめ
小規模宅地の特例を用いると相続対策になるということです。
実際に弊社が提案した内容は、賃貸マンションではなく、敷地の半分を2世帯住宅にし、もう半分を駐車場にするというものです。
そうすることで、月々の手取りが他社とほとんど変わらずに、建設費が低くなりました。